ブックオフに寄ったときは、必ず「野球」の棚を見ることにしています。
持っていない年代の選手名鑑とか、ベイスターズ優勝記念の雑誌とか、だいたい108円で手に入って、大変楽しませてもらってます。
今回は「GRAND SLAM」という社会人野球の雑誌をゲット。「'98ドラフト特集号」だったからです。98年末のドラフトにかかりそうな選手をピックアップしていて、当然、金城選手がいます!
金城選手に関わるところを引用させていただきます。
「社会人ドラフト候補選手 FILE’98」
金城龍彦 住友金属 投手 右投右打 176cm/76kg 1976年7月27日・22歳
近代附高・4年目
近代附高で甲子園を経験し、145キロ超の速球を武器に社会人でも活躍。
昨年は、スタミナ・投球術ともに飛躍して日本選手権で敢闘賞を獲得。
今季は本調子ではなかったが、変化球とのコンビネーションに進歩を見せ
た。
「大阪夏の陣1998」(都市対抗野球大会の大阪市予選の記事)(適宜抜粋)
(第2試合 住金vs日生)(日生の)福留孝介も最後の夏をスタートさせた。1回裏、住金の先発・金城に簡単に二死をとられた場面での初球を左中間に叩きこんだ。
(敗者復活三回戦 住金vs松下)6回には、住金の大黒柱・金城が右肘に違和感を感じて降板する。
(敗者復活第4戦 住金vs日生)住金は金城を使わず、というより使えず、...
(最終戦 住金vsNTT)住金は金城をマウンドへ送る。
結局この試合に負けて、住金は代表チームになれなかったのですが、写真がありまして、こんな感じ...
顔も腕も、全体的に細いですね。つけられているコメントは、
「最後に力尽きたが、エースらしく、連投を重ねてきた住友金属の金城龍彦」
金城選手の記事はこのくらいですが、他にも後にプロで名の知れた選手が多くて、おもしろかったです。
上にも出ている福留選手、岩瀬投手、建山投手、後藤光尊選手。その他、全日本代表に選ばれた選手として、的場選手、稲田選手、中野渡投手、上原投手、阿部慎之介捕手、藤井捕手なんかがいますね。
一番おもしろかったのは、プロに入った社会人野球の先輩として、坪井智哉x入来祐作という対談。特に入来さん(コーチ?)がさらさらヘアーのイケメンで、後に鰻獲りの名人となるとは、想像できない外見でした。
それにしても、予想通りこの年に金城選手がプロに入りますが、すぐに野手に転向する気配は全くないことに驚きます。
若々しい金城選手に、癒されました。