ー優勝する相手チームを見ているというのは辛い?
「やはり悔しいですよね、負けるっていうことは。やはり勝負師ですので。負けようと思って誰もやっていないですし、負けるとやはり悔しいですし、ええ。それは常に思ってました。」
ー優勝するために、ジャイアンツというチームの中でどういう武器で戦っていきたいですか。
「やはり今は、えー、からだの強さというのは、あのー、自分の中ではすごく自信を持っています。ケガをしないっていうのが、やはりこの世界では一番だと思っていますし、そういったところでは、まあ、ついていけるとは思っています。で、やはりチャンピオンチームですし、ええ、いい選手がたくさんいるので、ま、どこで勝負しようかなって思っても、んー、やはり自分は、まあ、勝負強さだったり、まあ、ベテランですので、そういったところで力を発揮できるようにはしたいとは思ってますけども。」
ー例えていうと、大事な場面での代打の切り札とか。
「そうですね。」
ーそういう、一打席勝負の厳しさというのも知っていると思いますが、いかがですか。
「まあ、30(代)を過ぎてから、そういったケースで経験を積んでますので、まあ、その経験をこの巨人軍で、何とかチャンスはいただけると思うので、そこで、今まで培ったものをですね、えー、出せるようにしようと思ってます。それができれば、自ずと勝負に勝って生き残っていけるとは、自分で思ってますので。」
ー相手チームとしてジャイアンツを見てきて、どんなチームに映ってましたか。
「んー、やはりすごい戦力だなとは思ってましたけども、すごく選手の一体感を感じてましたし、出る選手出る選手がやはり、自分の役割ってのをすごく分かってる、もうその、発揮してるなっていうことをすごく感じてました。」
ーその「一体感」というのはどういう部分で?
「やはり隙がないと言いますか、みんながすごくプロフェッショナルな感じがしてました。」
ー先ほど「からだの強さ」というお話がありましたけれども、”野球”という部分ではどのようなところを武器にしていきたいですか。
「そうですね... メンタルがやはり大事になってくると思うので、まあ、そういった場面で出てもですね、怯むことなく相手に向かっていけるような精神力を、出したいと思います。」
ー奇しくも今シーズンの開幕戦は古巣DeNAベイスターズですが、いかがですか。
「やはり、出たからにはもう敵ですし、いつかは当たると思ってましたんで、そこで、まあ、えー... 巨人の一員として、戦力として活躍できることしか、もう考えてないですし、まあ、本当に、監督やチームメイト、ファンのみなさんに、信頼していただけるような選手になると、今は考えています。」
つづく