永遠の KINJOH #1

元ベイスターズ金城龍彦さんを応援します。いつの日かベイスターズに帰ってきてくださることを夢見て...

来た!「金城選手インタビュー」 の日(その3)

ーいろいろな経験をしたベイスターズから環境を変えるということは、口で言うと短いですけど、大変な決断だったでしょうね。

「ええ、そうですね。それまでは、すごく悩みましたけれど、もう、こうやって入団してですね、本当にみなさんに受け入れていただいて、本当によくしていただきまして、もう本当に感謝の気持ちでいっぱいです、今は。」

 

ー原監督が「新成」というスローガンを掲げて、レギュラーの確約は誰にもない、横一線のスタートだと宣言しましたが、どういうふうに受け止めましたか。

「皆、横一線で勝負するということで、もう一度、こう、みんなが気を引き締めないと勝てないぞっていう、監督の意志だと思いますし、えー、その中で、自分は移籍してきたわけですから、まあ、自分もその競争の中に入っていけるので、いいものを出していけたらな、と思っています、チームにとって。」

 

ーそこで戦う上で、新たに取り組んでいることなどありますか。

「んー、そうですね... 前球団では16年いたので、ベテランという意識が強かったんですけれども、まあ、今回移籍してきて、年はいってますけども、また、ルーキーじゃないですけれども、それぐらいの気持ちで、また1年目から始まるくらいの気持ちで、今はもう、臨んでます。」

 

ー今、スパッとおっしゃいましたが、大変なことだと思うんですけれども。

「えー、いや、そんなこともないですよ。泥まみれになってでも、もう、やってやろうという気持ちなので、ええ。それしかないです、今は。」

 

ーキャンプ初日を終えていかがですか。

「うーん、そうですね、先ほども申し上げましたけども、最初は本当に緊張してたんですけども、こう、メニューをこなしていく中でですね、非常にこう、新鮮な気持ちもありましたし、何て言うんですかね... 楽しいって言ったら失礼ですけども、まあ、すごく充実してましたし。今日も、先輩の高橋由伸さんとも、フリーバッティングとかもさせていただいて、まあ、その中でいろいろお話もしていただきまして、いろいろアドバイスもいただき、本当に楽しかったです、今日は。」

 

ー高橋さんとは、具体的にどういう話をされたんですか。

「まあ、あのー、バッティングのことではなくて、こう、メニューとか、動きが分からない部分があったので、今日、同じ組で行動させていただいて、『次はこうだよ』とか、非常に分かりやすく説明していただいて、本当に優しい方だなあと感じました(笑)」

 

ー巨人のキャンプで独特だと感じた部分はありますか。

「いやー、ほとんど、まあ、感じなかったですね。自然に本当にみんながですね、あの、監督始めスタッフの方、選手の方、みなさんに本当によくしていただいて、違和感がないくらい。で、みんなも、『ユニフォーム、似合ってるよ』って言ってくれたんで、その気になってやってました。(笑)」

 

ー自分のユニフォーム姿をじっくりとご覧になりましたか。

「あの、そうですね、今日、朝初めて、ユニフォームを来て鏡を見たんですけども、まあ、何かすごく... 自分ではちょっと判断できなかったです、似合ってるかどうかは。(笑)で、まあ、すぐ部屋を出たときに、あのー、宮國君がいたんで、『どうかな』って聞いたら、『似合ってますよ』って言ってくれたんで、それで思い切って、あのー、飛びだしていきました。(笑)」

 

ーユニフォーム姿を見ると、改めて実感がわくものでしょうね。

「後、33番っていう、非常に重たい番号というか、伝統ある番号をいただきましたので、まあそういった部分でも、失礼のないような、プレーをしていきたいと思います。」

 

ー今シーズン、これだけは貫き通したい、というものがあれば教えてください。

「そうですね... もう、”気持ち”ですね。もう、絶対最後まであきらめないっていう、気持ちです。後、自分に対して絶対満足することなく、まあ、あのー、向上心を最後まで持って、ジーズンを全うしたいと思います。」

 

ーそれは大変なことですよね。

「いえ、そんなことないです。」

 

ー自分に対して相当な厳しさも必要だと思いますが。

「ええ、それはもう、巨人軍でこうやってプレーさせていただけるので、本当に、そんな苦でも何でもないです。」

 

ー今シーズンの個人の目標と、新しいチームとしての目標は。

「とにかく、今はですね、まだあの、一緒にプレーさせてもらってるだけでですね、まだ貢献してないので、早く、こう、チームのために貢献してですね、さっきも言いましたけども、監督、チームの人に認めてもらえるように、今はしっかり準備して、で、プレーで恩返ししたいと思います。

チームとしては、やはり日本一奪回を目指すというふうに、監督が言われているので、まあそこに、僕たちも一緒の目標を持って、向かっていきたいと思います。」

 

ー優勝への思いは強い?

「はい。」

 

ーでは色紙にサインしていただいて、言葉を添えてください。

「”飛躍”です。自分自身、移籍して、巨人軍の一員として、えー、もう一皮も二皮も剥けたいと思ってます。ええ。もっともっと自分もできると思って、”飛躍”したいと思います。ええ。」

 

ー背番号の”33”は書くのに慣れましたか。

「ちょっと、あのー、まだうまく書けないんで(笑)、もっとうまく書けるようにしたいと思います。」

 

 

以上です。
やっぱり楽しかったんですね。この3日間の表情にすっごく現れてる。

 

 

頑な(に感じる)に「横浜」「ベイスターズ」という言葉を使わない、そして、移籍を決心したときのことは「思い出したくはない」というところに、ちょっと気持ちを感じちゃいました。

 

 

でも、前をしっかり見る金城さんに惚れなおしましたよー!!!
明るい表情を見て、私も幸せな気持ちになりました。ありがとう。

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