2015.5.3(Sun.) 対阪神2連戦最終戦。その打席は、いつもより早めに回ってきました。
6回ウラ 2アウト1・3塁。がんばってきた高木投手の代打として、コールされました。3-3の同点。
能見投手は左なので、右バッターボックス。打席で頭をブルブルッと振りました。1ストライクの後の2球目。
左ツーベース(2点)
ライト線を破る、2人還るには十分の、ラインギリギリに飛ばした鋭い打球でした。
勝ち越し!
2塁上での金城選手の小さいガッツポーズが、スローモーションで映されました。
ルーキーにして5連勝の高木投手、なんと6年ぶりのホームランを放った鈴木選手とともに、お立ち台へ。
ア)勝ち越しのタイムリーヒット、ナイスバッティングでした。
「ありがとうございます!」
ア)非常に、序盤から競った展開の中での、ホントに貴重な一打になりましたね。
「そうですね、ホントに、えー、緊迫した場面で使っていただいてですね、まあホントに、よかったと思います。」
ア)バッティングを見てますと、切れてもおかしくないような、難しいボールをうまーく打ったように見えたんですけれども。
「えー... 気迫と執念で打ちました、ハイ。」
ア)このところ、バッティングの結果、その数字を見てみましても、非常にいいものを残していると思いますけれども、ご自身の調子はどうですか。
「えー、もう、あのー、個人のことよりですね、ホントにチームに貢献するということをいつも考えているので、それができて、ホントによかったと思います。」
ア)競った展開を、金城さんのバットで見事にタイムリーを叩き出し、そしてルーキーピッチャーに開幕からの5連勝をプレゼントする、素晴らしい一打になりましたね。
「いや、ホントに、あの、彼ががんばってるから、勝ちがついたと思い...思いますし、これからもどんどん貢献していきたいと思います。」
ア)また、素晴らしいバッティングを期待します。
「ありがとうございました!」
オレンジ監督は、試合後のインタビューで ”金城選手が非常にいい働きをしましたね” と聞かれて、
「...ですねェ... まあ、イヤな、あー、雰囲気あったんですけどねェ、えー、まあ、2アウトランナー1塁・3塁という中でね、非常に勝負強いバッティングをしてくれました。」
なんか、褒めたくないみたい。橋本選手や長野選手じゃないから、そんな顔で言うの?って感じしました。
でも、金城選手が満足な、いいお顔をしていたので、無問題です。
それにしても、5月始めだというのに、もう3回目のヒーローインタビュー。しかも、前回は1週間前(このときも高木投手)。
まだ夏前なのに、失速しないかちょっと心配になってきましたよー。贅沢な悩みですけどね。